こんにちは。助産師のSWAN TOMIKAです。
今日は、産後ママに声を大にして伝えたいことがあります。
それは……
なぜ「手抜き育児」が必要なの?
🔹 1. 産後は“回復の時期”だから
出産は、全治1ヶ月の大ケガと同じとも言われています。
・出血
・子宮の収縮
・会陰や帝王切開の傷
・ホルモンバランスの大変化
これだけのことが、ママの身体の中で起こっているんです。
→ 無理して家事や育児を完璧にこなそうとすると、かえって回復を遅らせてしまいます。
🔹 2. “産後うつ”を防ぐために
厚生労働省の調査によると、産後1年以内に15%のママが「産後うつ」になると言われています。
→ 孤独や「自分が頑張らなきゃ」というプレッシャーが、心のバランスを崩す原因に。
だからこそ、「誰かに頼る」「完璧じゃなくていい」と思うことが、心を守るカギになります。
「手抜き」って、具体的にどうするの?
ここでは、私がママたちにおすすめしている
“賢い手抜き育児アイデア”10選をご紹介します!
💡 手抜き育児アイデア10選!
1️⃣ 宅配ミールキットや冷凍弁当をフル活用
→ 栄養バランス◎で、準備は5〜10分!
2️⃣ 洗濯は「まとめて週2回」でOK
→ タオルや肌着は多めにストックしておくと◎
3️⃣ 掃除は“汚れたところだけ”ピンポイントで
→ ロボット掃除機やお掃除ワイパーが大活躍!
4️⃣ 便利な育児グッズを惜しまず使う
→ 電動鼻吸い器、調乳ポット、ベビーモニターなどは神アイテム✨
5️⃣ “ながら授乳”で自分時間を確保
→ ドラマやYouTubeを見ながら、気分転換に♪
6️⃣ オンラインの助産師・育児相談を活用
→ 夜間の不安もスマホでサッと相談できる安心感♡
7️⃣ パートナーに“名もなき家事リスト”を見える化
→ 「気づいてやって」は無理!見える化がカギ。
8️⃣ 泣いても“3分見守る”くらいの余裕を
→ 泣くことで自分で落ち着く力が育つことも。
9️⃣ SNSは“見るだけ”でOK!投稿は無理しない
→ 他人と比べず、「今日は自分を褒める日」に。
🔟 “自分へのご褒美タイム”をルーティン化
→ 朝のコーヒー、香りのいいハンドクリーム…♡ 小さなご褒美で気持ちが整います。
頼ることは「母親失格」じゃない!
「手を抜くのはラクしたいだけ?」
「ちゃんとやってる他のママと比べて情けない…」
そんなふうに思ってしまうこともありますよね。
でも、育児に“満点の正解”はありません。
むしろ、「楽する育児」は、
“ママが笑顔でいる”という最高の育児方法です。
最後に…ママ自身を、いちばん大切にしてほしい。
あなたが今日も、泣いたり笑ったりしながら赤ちゃんと向き合っている姿。
それだけで、もうじゅうぶん頑張っている証拠です。
完璧じゃなくていい。
家事も育児も「60点でOK」。
余力があるときだけ+αすればいいんです。
☘️ 「もっとラクしていい」それが今日の答え。
手抜き=愛情がない、じゃない。
手抜き=“愛し方のひとつ”なんです。
どうか、自分を責めずに、
ちょっとずつ“ラクする勇気”を持ってみてくださいね。