産後の尿もれありませんか?

母と子の安心ケア

産後の尿もれって、実は多くのママが経験することなんです。​出産で骨盤底筋が弱くなってしまうのが主な原因ですが、心配しすぎなくても大丈夫。​多くの場合、時間とともに自然に改善します。​

対策方法:

  1. 骨盤底筋トレーニング: 骨盤底筋を鍛えることで、尿もれの改善が期待できます。例えば、仰向けに寝て膝を立て、膣や尿道を10秒間ギュッと締める練習を1日数回行うと効果的です。このトレーニングは、毎日続けることが大切です。骨盤底筋体操(ケーゲル体操)の方法

骨盤底筋は骨盤底筋は、膀胱や子宮、腸を支える大切な筋肉です。以下の方法で鍛えましょう。

  • 基本のやり方(座って・立って・寝てできる)
  • 骨盤底筋を意識する
    • おしっこを途中で止めるときに使う筋肉を意識してみましょう。
  • ゆっくり締める
    • 骨盤底筋を5秒かけて締めていきます。(息は止めずに自然に)
  • キープする
    • 締めた状態で5秒キープします。
  • ゆっくり緩める
    • 5秒かけてゆっくり筋肉を緩めます。
  • これを10回繰り返す
    • 1セット10回を1日2~3セット行うのが理想です。
  • 姿勢別のやり方
  • 椅子に座って:背筋を伸ばし、お尻全体で座りながら行う
  • 仰向けで:膝を立ててリラックスした状態で行う
  • 立って:まっすぐ立ち、下腹に軽く力を入れて行う
  1. 生活習慣の見直し:
    • 水分補給: 尿もれを気にして水分を控えると、膀胱炎などのリスクが高まります。​適度な水分補給を心がけましょう。 ​
    • ガードルやコルセットの使用: 産後すぐの使用は、骨盤底筋や靭帯に負担をかける可能性があります。​産後1ヶ月以上経過してからの使用を検討してください。 ​
  2. 専門医への相談: 産後3ヶ月以上経っても症状が改善しない場合や、日常生活に支障をきたす場合は、泌尿器科や産婦人科の専門医に相談することをおすすめします。

産後の尿もれは、多くの女性が経験するものです。​適切な対策とケアを行い、快適な生活を取り戻しましょう。

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